カテゴリ /甲州文庫
請求記号 甲092.95-43-1-81
書名
仕付煙草こき捨一件済口証文
シツケタバココキステイツケンスミクチシヨウモン
著者名
吉田村市右衛門/共作
出版地 吉田村(山梨県)
出版者 市右衛門/イチエモン
形態 形態1:状 形態2:原 大きさ:28 36 枚数:1ツウ
注記 解説: 栽培煙草(たばこ)に関わる紛争及び解決の内容を村役人が、名主に報告した文書の原本である。現在でも裁判によらず示談という形での解決方法があるが、江戸時代にも和解談合によって取り交わされた証文が効力をもっていた。
内容紹介 詳細解説: 済口証文とは、訴訟の際に和解談合によって取り交わされた証文である。この証文を裁判役所及び村の行政を担当した名主等に提出し、聞き届けられると裁判とほぼ同様な効力を発揮した。この証文は、前年に耕作する権利を持っていた助市が、小作人が変更したにも関わらず栽培してある煙草を無断で抜き捨てた事件を、村役人が調停し、当年の年貢の納入と示談金として甲金(甲州金)で1分2朱を所有者の市右衛門に出すことで解決した内容である。 江戸時代の甲州煙草の産地は、江戸期のいくつかの文献で見ることができる。我が国最初の科学的食品学の文献である『本朝食鑑』(ほんちょうしょっかん)には、現甲府市の門前・小松の地名がある。また、図入りの百科事典『和漢三才図会』(わかんさんさいずえ)には、小松及び現塩山市の萩原の地名を見ることができる。 この文書の時代は明和4年(1767)、10代将軍家治(いえはる)の治世で田沼意次(たぬまおきつぐ)が活躍した時である。また明和事件に係わり、現在の竜王町の山県神社に祭られている山県大弐(やまがただいに)が処刑された年でもある。
キーワード 吉田村,櫛形町,済口証文,名主,甲金,小作,たばこ,煙草,下作,出入,証文,内済,年貢,伴右衛門,明和4年,嗜好品
資料番号 0400052494
甲州文庫区分 古文書
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