カテゴリ /甲州文庫
請求記号 甲090-イン-12
書名
蚕種製造人小川奥右衛門印
サンシユセイゾウニンオガワオクエモンイン
出版者 出版者不明
形態 形態1:その他 形態2:原 大きさ: 枚数:1コ
注記 解説: 山梨郡熊野堂村(現在の春日居町)で蚕種の製造業を営んでいた小川奥右衛門の印である。糸繭のほか、酒造・米穀・質屋なども営む甲斐有数の富農であったが、郡内への米の供給を行っていた奥右衛門は凶作だった天保7年(1836)に、米穀を売り惜しんで価格を釣り上げ、郡内への米の出荷を止めてしまった。これに腹を立てた郡内の農民が決起して奥右衛門宅を襲撃し、甲斐一国規模の天保騒動となったのである。
内容紹介 詳細解説: 蚕種製造人とは、蚕の卵を採取する者をいう。蚕種製造法は和紙に雌の蛾を乗せて卵を産み付け、種紙と呼ばれる紙で売買された。この方法のほか、枠で区分けして卵を産ませる枠製採取法や、袋の中に卵を産ませる採取法なども行われていた。年に三度も四度も飼うようになると、種を冷やして孵化を抑制し、必要な時期に種を供給しなければならないので、夏も氷の残っているような風穴(洞穴)を利用していた。甲斐では、富士風穴の貯蔵室で行われていた。蚕種需要の拡大により、儲けを狙って蚕種を租製乱造する製造人が現れたため、政府は明治初年ごろから蚕種製造規則を定め、蚕種検査所を設けるなどの取締りが行われた。
キーワード 春日居町,山梨郡,印鑑,熊野堂村,印章,蚕種製造,小川与右衛門
資料番号 0400204152
甲州文庫区分 器具類
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