カテゴリ
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/甲州文庫
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請求記号
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甲093.2-60
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書名
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著者名
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源左衛門/作,藤右衛門/ほか作,市郎左衛門/作,五左衛門/作,金左衛門/ほか作
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出版地
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八日町
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出版者
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藤右衛門/トウエモン
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出版年
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寛文
10年
1670年
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形態
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形態1:竪 形態2:原 大きさ:31 枚数:30チョウ
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注記
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解説:この史料は、寛文10年(1670)の甲府八日町(ようかまち)の五人組帳である。五人組は、町や村において近隣の5戸(軒)を1組として、年貢の納入や盗賊・キリシタン宗徒などの取締りを目的に江戸幕府がつくらせた自主組織である。
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内容紹介
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詳細解説:五人組が全国規模で制度化されたのは、寛永10年(1633)と言われている。五人組帳は、この制度の成立当初には、一紙文書(いっしもんじょ)のものもあるが、この史料のように、次第に帳面仕立てが多くなっていく。形式は、五人組帳前書きとよばれる法度(はっと、法令のこと)部分とこれを守ることを誓約した組合員の連名・連印の部分からなっている。この史料の法度部分には、キリシタン宗徒のこと、博打(ばくち)の禁止、盗人・火事・他国者などへの対応、土手の木や竹の伐採の禁止、衣服の分相応の着衣及び代官の下にあって年貢の徴収や一般民政事務を行っていた手代(てだい)への贈り物の禁止など多くの定め事があったが、治安の維持が色濃く出されている。また、法度に違反した者が出た場合は、五人組一同が連帯責任を負わされた。連名・連印部分には、最初の藤右衛門から最後の長四郎まで当時の八日町組員275人の名がみえる。
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キーワード
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甲府市,八日町,法令,五人組,宗教,生活,防火,消火,法制史,寛文10年,宗門改め,自治組織,防犯
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資料番号
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0400006276
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甲州文庫区分
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古文書
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