カテゴリ
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/甲州文庫
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請求記号
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甲093.6-125-1
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書名
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著者名
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鳥沢栄兵衛,喜十郎,和田武七,犬目兵助,下和田村武士,犬目宿兵助,熊野堂奥右衛門
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出版者
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出版者不明
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形態
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形態1:和装 形態2:原 大きさ:27 枚数:64チョウ
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注記
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解説:『甲飄談(こうひょうだん)』は『甲斐国騒動実録』『天保騒動記』『天保騒動瓦版』『峡中秋野嵐』と並ぶ天保7年(1836)8月の天保の郡内騒動の様子を伝える資料である。また、当時の庶民の生活、感情を知ることのできる貴重な資料である。
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内容紹介
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詳細解説:天保4年(1833)にひきつづく冷夏による凶作で飢餓状態は悪化、度重なる救済の訴えにも代官所は無策であった。国中の米殻商人の買い占め・価格つり上げに対する農民の不満は、8月14日の都留郡上谷村(現・都留市)の打ちこわしとして爆発した。20日には白野宿(現・大月市)に800人が集会を開き、15ヶ条の行動綱領を決め、統制ある行動を誓約する。中心人物は、下和田村(現・大月市)の治左衛門と犬目村(現・上野原町)の兵助であった。21日朝、農民たちの国中突入で本格的な打ち壊しに発展した。斧・鋸(のこぎり)鳶口(とびくち)・竹槍などで武装し、幟旗をたて、鐘・太鼓をならして西進した一揆勢に勝沼付近から無宿人が大量に参加し打ちこわしは街道沿いの豪農・豪商に及んだ。郡内農民は目標とした山梨郡熊野堂村(現・春日居町)の豪商奥右衛門宅を襲撃し引き上げた。が、膨れ上がった貧窮民たちは23日朝甲府城下に迫ったので、甲府代官所は人足を集めたものの防ぎきれず無政府状態となる。西に向った貧窮民たちの群れは、大八田村(現・長坂町)で甲府代官所の要請を受けて出勤した信州高島藩兵に鎮圧された。この打ちこわしの受刑者は600人近くに及んだ。これが天保
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キーワード
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甲斐国,甲府勤番,郡内騒動,天保騒動,宿場,商人,天保7年,農民一揆,一揆,甲瓢談,熊野堂奥右衛門,下和田村武士,犬目宿兵助,打ちこわし,国中騒動
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資料番号
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0400121398
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甲州文庫区分
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古文書
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