カテゴリ /甲州文庫
請求記号 甲096.8-382-6
書名
台ケ原宿絵図
ダイガハラジユクエズ
著者名
問屋孫右衛門/作
出版地 台ケ原宿(山梨県)
出版者 問屋孫右衛/トンヤマゴエモン
出版年 寛政 8年
1796年
形態 形態1:状 形態2:原 大きさ:28 120 枚数:1ツウ
注記 解説:この絵図は、寛政8年(1796)の甲州道中の信州国境に近い台ヶ原宿(だいがはらしゅく)である。台ヶ原宿の家並とその周辺をしることができる。台ヶ原宿は、天明5年(1785)の「台ヶ原宿巨細書上」によると、宿には問屋と帳付人に下働人、それに馬差(うまさし)がおり、宿役人の年寄は置かれず、長百姓が年番で兼務していたという。
内容紹介 詳細解説:台ヶ原宿は、釜無川に沿って信州諏訪郡への国境に近い甲州道中の宿場である。江戸へは約43里(170キロ)、各隣接する宿場の韮崎宿へは4里(16キロ)、教来石宿へは1里半(6キロ)あった。天保14年(1843)の宿内の人別は670人で、家数は153、宿高422石余であり、町並みは9町半(1.4キロ)、建坪97坪の本陣が中町にあったが、天保年間には脇本陣はなく、旅籠は14軒を数え、隣村の三吹村が加宿として指定されていた。また、天明5年(1785)の「台ヶ原宿巨細書上」によれば、宿には問屋と帳付人に下働人それに馬差がおり、宿役人の年寄は置かれず、長百姓が年番で兼務していた。大名が通行するときは村方役人が出て、人馬の手配や宿の用事をおこなった。本絵図は、寛政8年(1796)のものだが、釜無川と尾白川の両川に挟まれた台ヶ原宿の家並とその周辺の寺社や脇往還などの概要を知ることができてたいへん貴重な資料となっている。
キーワード 台ケ原宿,甲州街道,宿場,絵図,寛政8年
資料番号 0400193736
甲州文庫区分 古文書
本資料のURL

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