カテゴリ /甲州文庫
請求記号 甲090-ホカ-51
書名
岩代国蚕種
イワシロノクニサンシユ
出版者 出版者不明
形態 形態1:その他 形態2:原 大きさ: 枚数:3マイ
注記 解説: 江戸時代、養蚕が盛んになるにつれ、蚕卵種製造と繭生産の分化がすすんだ。優良蚕種として岩代(現・福島県)や信濃(現・長野県)で生産された奥州種、信州種は全国に名が知られ、蚕種商によって取り引きされた。
内容紹介 詳細解説: 江戸時代、養蚕が盛んになるにつれ、蚕卵種製造と繭生産の分化がすすんだ。優良蚕種として岩代(現・福島県)や信濃(現・長野県)で生産された奥州種、信州種は全国に名が知られ、蚕種商によって取り引きされた。  幕末の開港によって、生糸とともに蚕種も輸出されるようになった。特に、当時フランス・イタリアで養蚕が蚕の寄生病により大打撃を受け、日本の無毒蚕種を求めていたため、輸出に拍車が掛かることとなった。生産される蚕種には悪質なものも多く、これに対する措置として江戸幕府は慶応元年(1865)に代官所の改印のない蚕種の売買を禁止した。明治政府も、明治元年(1868)に蚕卵紙生糸改所を設け、蚕種業者には免許鑑札を交付し、ついで蚕種製造規則、蚕種検査規則をしいた。
キーワード 蚕種,蚕卵紙,岩代国,明治4年,免許証
資料番号 0400213245
甲州文庫区分 器具類
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