カテゴリ /甲州文庫
請求記号 甲090-ニシ-17
書名
永禄四年九月川中島大合戦
エイロクヨネンクガツカワナカジマダイカツセン
著者名
西村芳藤/画
出版者 樋口銕太郎/ヒグチテツタロウ
形態 形態1:錦絵 形態2:原 大きさ:37 25 枚数:3マイグミ
注記 解説: 武田信玄と上杉謙信は北信濃の川中島(長野県長野市)で後世に伝えられる激しい戦を繰り広げた。そのうちここに描かれているのは永禄4年(1561)9月の合戦で、武田軍の陣中深く攻め入った謙信が太刀で信玄に切りつけ、信玄が軍配で防いだとする有名な場面である。  この一騎打ちの状況は伝説化されているが、謙信自ら武田陣中に切り込んだことは史料によって明らかにされている。
内容紹介 詳細解説: 甲斐の武田信玄と越後(新潟県)の上杉謙信との戦で知られる川中島の合戦は計5回行われたといわれている。このうち最も有名なのが、この永禄4年(1561)9月の合戦で、真偽は定かではないが、ここに描かれるように武田軍の陣中深く攻め入った謙信が太刀で信玄に切りつけ、信玄がそれを軍配で防いだとする一騎打ちの戦いも伝えられている。頼山陽(らいさんよう)の「鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)」の詩によっても知られ、その戦場となった川中島八幡原(長野県長野市)には「三太刀七太刀の碑」が建っている。この合戦は、謙信軍が武田方の啄木=キツツキの戦法を見破り武田軍に大きな損害を与えたが、武田軍も反撃して、両軍決着がつかないまま終わった。甲州文庫中にはこうした合戦図が他に30枚ほど所蔵されている。
キーワード 武田信玄,錦絵,永禄4年,合戦図,上杉謙信,川中島の戦い,川中島合戦,川中島大合戦図,川中嶋大合戦図
資料番号 0400213906
甲州文庫区分 軸物・錦絵
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